教会を訪ねて

最近、僕はヨーロッパに行くと必ず教会に行くようになりました。

はじめの頃は、何となく地図を見て街歩きをするのに目的地として設定しやすいし、教会を辿っていくとちょうどよい休憩場所になる、という単純な理由だったのですが、最近は教会の雰囲気そのものが好きになって目指すようになりました。

ヨーロッパの街ならどんなに小さな村でも、必ず街の中心に教会があり、周囲の広場では子供達が遊び回っているような光景をよく目にします。観光客が必ず訪れるようなでっかい教会を訪れるのもいいですが、どこかの田舎町の教会とかを訪れると、またちょっと違った雰囲気を味わえます。その街の生活の一部に自然にとけ込んだキリスト教の文化がそこにはあるのです。

外の喧噪がうそのようにひっそしとした、そしてひんやりとした薄暗い空間に揺らめくろうそくの炎、ステンドグラス越しに差し込むまばゆい光、そして、意識を吸い込まれそうになってしまうような空間にたった一人たたずむ自分。。。

教会の中には神聖な雰囲気を作り出す、ありとあらゆるテクニックが尽くされているのです。僕には特定の宗教に対する信仰はありませんが、あの荘厳な雰囲気はとても魅力的に感じます。

旅行の日程に週末が重なる場合には、日曜日のミサに参加してみるのもいいでしょう。最初は段取りがよくわからずに混乱すると思いますが、周りの人のやっていることを真似していればなんとかなります。それに、わからないことがあれば親切に教えてくれます。その土地の人の温かさにふれ、よりその街に愛着がもてるようになるでしょう。

こんな事書いていたら、またヨーロッパ旅行に行きたくなってきてしまいました。お金が貯まったら、来年にでも遊びに行こうかと思います。

さて、今度はどこに行こうかなぁ。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*