バベルの塔

今日前に作った夜警のパズルを入れるためのフレームを買いに行ったのですが、そのパズルコーナーでまたまた気に入った絵を見つけ、思わず購入してしまいました。それが、ピーテル・ブリューゲルのバベルの塔です。この絵のモチーフとなった旧約聖書「創世記」の話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

人間はひとつの民族として仲良く暮らしていたが、やがて自分の智恵をを誇り傲慢に振る舞うようになった。ついには神々の世界である天上にまで届く塔(バベルの塔)を建て、その力を示そうとした。しかし、神の怒りを買い神は塔を崩し、人々の言葉を通じなくした。そのため、人々は民族に別れ争うようになった。

というお話です。

神を冒涜するかどうかは別として、昔から少なからぬ人々は権力、知恵、富、名声などを得るとそれまでの謙虚さを忘れ、傲慢な振る舞いをするようになってしまうという点では、全然変わりないんだろうなあと思ってしまうのです。

完成したら、これも会社の会議室に飾りたいですね。昔のヨーロッパの人々にしてみれば、ヒューマノイドロボットなんて、バベルの塔のようなものですからね、この絵を鏡として、我々研究者は、常に謙虚さを忘れないように自分自身の姿を振り返りたいと思うのです。

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