常識の城

今日は普通にビール部の忘年会をして帰ってきただけだったような気がしますが、気がついたら録画していたラストクリスマスの最終回を見てしまい、夜中の2時になってました。何とも不覚です。

でもまあ、もうすぐ冬休みが始まるし、「これぐらいの不摂生は何ともないぜー」なんて思っていたりします。とまあ、中途半端なテンションになっているのですが、今日のテーマは、ええと、とりあえず「文字」からスタートしてみましょう。

文字といっても、ひらがなとかカタカナが特に効果的なのですが、同じ文字を何十回も書いていると、いつも見慣れたはずの文字が何か象形文字に見えてきて、自分の書いている字は本当に正しいのか、正しい文字ってこういう形をしていたのか、とか、何でこんなミミズみたいな線を見て意思疎通ができるのだろうと、思ってしまったことはないでしょうか。恐らく、外国人が日本の文字を見たときに感じるであろう印象です。

最近は、キーボードとディスプレイで文字を打ち、表示しているので、そう思う機会も少ないと思いますが、僕は学生時代、自分のノートに文字を書いているとき、しょっちゅうそういう体験をしました。

一度この思考にはまってしまうと、本当に正しい文字がなんだか分からなくなってくるから面白いです。普段はあまりにも当然すぎることに対して疑問を感じてしまうので、どう対処すればよいかよく分からなくなるんですね。

でも、普段当然と思っていることに疑問を呈することは、意外と面白い体験だと思います。さすがに、どうやって呼吸しているんだろうとか考え出すと、呼吸を忘れてしまったときに困りますので、例えば、なんでこんな金属の板(コイン)が価値を持つようになっているんだろうとか、なんで信号機は、赤と青と黄色の光で、それに反応して人間は行動しているんだろうとか、なんで音楽を聞くだけで感動したり、何かの情景が思い浮かぶんだろうとか、たわいのないことで色々と想像を巡らすのがいいかもしれません。

意外と人間は自分勝手に常識の城を作り上げ、その狭い範囲内で安穏と暮らしているんだなぁと思わせられることがあると思います。

今日のアルコール度数:★★★/2

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