今日は,昨日預けていた楽器を取りに行くついでに明大前に立ち寄り(今は実家に帰ってきている),交換を依頼していたPSPが配達されるのを待っていました.
PSPが来るまでの間は,ずっとネットで弓の選び方を調べていたのですが,やっぱり,いくら言葉で説明されてもわかりませんね.まだ経験の浅い人が,すごく饒舌に意見を述べていたり,ブランドで性能を語ったり...なかなか何を信じればいいのか良く判らない状態になってきます.
玉石混交状態の説明の中で参考になるのはやっぱり,ヴァイオリン職人の意見でしょうか.外見上はまったく同じ様な顔をしている弓たちが,それぞれぜんぜん桁違いの値段なんですから,楽器選びとは何とも不思議な世界です.散々理屈で考えた後,最後はやっぱり自己満足に落ち着くんでしょうね.
てな感じでひとしきり調べていると,来ました来ましたPSP.UMDの蓋がちゃんと閉まっていないという,普通なら仕様で片付けられそうな問題だったのに,新品と交換になって帰ってきました.おまけにドット欠けもない良品で大満足!ボタンギシギシ問題はそのまんまでしたけど,やっぱり液晶のほうが重要なので,もう文句は申しません.ありがとうSCE.
というわけで,ささやかなクリスマスプレゼントにご満悦になった後は,目黒まで楽器を取りに行きました.弦交換と弓の毛替えのついでに,楽器本体の調整もしてくれたみたいで,さらに音色がグレードアップしていて,感動ものでした.調整で見違えるような音になるとは,本当にヴァイオリンとは不思議な楽器です.2つ目のクリスマスプレゼントにメロメロ...てな感じでひとしきり満足した後,昨日選んだ弓数本でしばらく試奏をして,家に持ち帰って比較するための弓を選び出しました.
結局選び出したのはスイス製の弓でフィンケルという人が製作したもの.価格は2グレード選んできたのですが,どうも安い方が音が良く出るし,弾きやすいんですよね...この辺がまた楽器選びの面白いところで,値段は当てにならないということなんですねぇ.でも,よーく考えるために,高いほうの弓も持って帰ってきました.
これで明日は,試奏三昧になりそうです.