年賀状

年が2005年に変わりましたけど,何かあまり実感がありませんねぇ.ニュースとかを見ると世界中の人たちがカウントダウンイベントとかで大騒ぎしていたり,花火を打ち上げたりして大盛り上がりですけど,僕にとっては何か普通の週末を過ごしている感じです.

でもさすがに今日は元旦なだけあって年賀状が来たし,ちょっとは違う雰囲気を味わえたでしょうか.今年の年賀状に関しては,かなり読みが当たり,返信の必要があったのは1通だけ.あとは全部送信済みの人からのものでした.

昨年まで僕の年賀状は,かなり厳選された人にしか送らず,ほとんど手書きの文章主体のものだったんですが,今年から送る枚数が増えてしまったので,PCを導入して大量生産モードにしてしまいました.でも一応,挨拶は手書きで一言ずつは書くようにしています.

そもそも,形式的な挨拶以外に特別なことを何も書かないんだったら,年賀状なんてほとんど情報量ゼロに等しいです.だからせめて,近況報告か,その人とのつながりのある内容を添えたほうが良いと思うのです.そうでなければ,ただ「送ったよ」という事実を残すだけのために年賀状を書いているみたいになって,そんなんだったらこんなイベントやめちゃえばいいのにと思うわけです.

中学校の頃の友達とか,ここ数年「今度飲みに行こう」とか書き続けているのにまだ実現していないようなこともありますけど,まあ,それでもいいんです.「今年もよろしく」よりは.

「今年もよろしく」ってすごく定番ですけど,何がよろしくなのかさっぱりわからないです.僕の中では,この言葉は「今年も忘れずに記憶の片隅に留めておいてね」ぐらいの気持ちで使っているのですが,皆さんもそうなんですかね.何か押し付けがましくてあまり気に入っている表現じゃないんですけど,何となく書いています.

「昨年はお世話になりました」に関しても,ここ10年ぐらい会っていないような人にでも書いて送ったりするので,なんか変だなぁとは思います.僕の中では,この言葉は「僕が今年もこうして幸せに生きていられるのは,みんながそれぞれ自分の生きる目的を見つけて社会の一員として生活しているから,自分もその中の一人でいられるんです,ありがとう」という気持ちが込められているんですが,どうでしょうか.これでOK?

最近全然会ってはいなけど,まわり回ってどこかでお世話になっているかも,という期待があるからこう書いているんですね.

でもやっぱり基本は,マイミクの登録ポリシーにも通じるところがありますけど,年賀状はただ枚数を多く出せばいいという感じにはしたくないです.社会の一員として云々とか言う前に,本当に身近な人で,色々と助言を受けたり手伝ってもらった人に「お世話になりました,今年もよろしく」と実感を伴って書ける年賀状を出せるように心がけたいと思います.

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*