人間目覚まし

うちの近所の住人に、平日の朝8時25分になると、きまって駆け足で出かけていく人がいます。

まだ、その人を実際にこの目で見たことはないのですが、ドタドタとすごい足音で通路を駆け抜けるので、同一人物だとすぐに分かります。

はじめの頃は、寝坊でもしたのかなと思っていたのですが、毎日あまりにも時間きっかりに走っていくところをみると、別に寝坊ではないようです。ある意味、そうやって走って家を出ることが無意識化された行動、習慣になってしまっているのでしょう。

僕だったら、あまり時間きっかりに行動したり、気をもむのは嫌なので、走るぐらいなら目覚ましを10分ぐらい早めにセットするのですが、その人にとっては、きっと走るという行為は何の苦痛もなく行われているものなので、無意識に毎日続けられるものとなり、別に変える意味もないものなのかもしれません。

僕が思うに、この人はきっと女性です。あくまでも漠然とした想像でしかないのですが、あのドタドタとした足音、几帳面に毎日同じ時間に慌てて行動するというパターンは、あまり男性にはイメージがしにくいです。

この足音で、今まで何度か寝坊しそうになったところを助けられているので、今後も目覚まし代わりに毎日続けてもらえるといいなと思っています。

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