今日は予報通り、一日中体から楽器が離れない生活でした。
朝の9時頃から夕方4時半ぐらいまでお昼以外ぶっ通しで楽器を演奏し続けるというのはかなり久々です。なんか、大学時代のオケ合宿を思い出しました。さすがに疲れましたが、充実していたと思います。
音楽をやるのが好きで、モチベーションの高い人々がこれだけ集まって、一つの曲を作り上げるというのはやっぱりオーケストラの醍醐味ですね。
大学時代は、オーケストラって色々と周囲に合わせなければならないので、自分の自由に弾けないし、とても窮屈なものだと思っていました。でも、それは自分が逆に正確に演奏するということができなかったからそう思っていたのであって、ポイントを押さえれば、かなり自分の表現ができるものなのだと最近は分かってきました。
もちろんオーケストラばかりでもダメで、正確な音程とか、基礎的な奏法とか、本当に真面目に楽器を演奏しようと思うのならば、ソロの曲を練習するべきだとは思います。でも、休符をきちんと数えるとか、楽譜上の細かな指定に忠実に演奏するとか、ソロで演奏しているときにはあまり気にしてこなかった音楽のもう一つの側面がオーケストラにはあるので、やってみるのは、とてもよい経験になると思います。
6月4日の午後、すみだトリフォニーホールで演奏会をやります。モーツァルトとドボルザークとブラームス。どれも聴きやすい曲なので、是非聞きに来てください。