今日は、生まれて初めて下北沢の街を散策しました。
これだけ近くに住んでいて、平日は毎日通過しているにもかかわらず、全く足を踏み入れる機会がありませんでした。
下北沢の駅には北口と南口があって、駅を出るときに選択を迫られます。小田急線が地上を走っている関係で、北と南はかなり分断されており、街の雰囲気も結構違います。
南側は、古本屋、中古CD・DVDショップ、ドラッグストア、居酒屋、パチンコ屋、本屋、百均といった店が多く、どちらかというと世田谷の駅前ならどこにでもありそうな商店街の風景です。
一方、北側はどことなく裏原を思わせる、ちょっとばかりおしゃれな雰囲気をかもし出しています。店としてはアンティークショップ、雑貨系、洋服系、カフェといった店が多いです。
で、全体的に、中高生~大学生ぐらいの若者が圧倒的に多いです。そしてそれに混じり、時々地元の住人の方とおぼしき、お年寄りに遭遇するという感じです。この、えもいわれぬ年齢層のバランスも原宿を思わせる要素のようです。
雑貨屋で、食器とかを物色しているうちにかなり衝動買いをしそうになりながらも、部屋にはこれ以上ものを増やすまいと心に決めていたので、一生懸命耐えていました。そんな中でも、僕の今日一番のヒットは気化熱で動き続ける水飲み鳥、そして学生時代の授業で懐かしい分子模型セットです。
今日下北に来た本当の理由は、家から一番近い無印に本棚を買いに来ることだったのですが、店舗が小さく希望の商品が展示されていなかったので、ここで購入することは断念し、渋谷まで足をのばすことにしました。
渋谷にはパルコの中に無印が入っているので、外からは無印の存在を確認できず、意外と穴場です。結局、気に入った本棚が見つかり、持ち帰りで買って帰ってきました。パルコは駅から結構歩かなければならないので、配送にすればよかったのかと半分後悔し、腕がつりそうになりながら、混雑した渋谷の街を縫うように歩いていました。
で、つくづく僕はヤワな人間だなぁと思ってしまいました。「こんじゃ彼女のカバンを持ってヨーロッパの鉄道旅行なんて無理だなぁ」なんて、どうでもいい勝手な想像をしながら黙々と重い本棚の組み立てキットを運んでいたわけです。
でも、おかげで懸案だった床起き状態の本どもをきちんと整理できたので、よかったです。