けさ、出勤途中の井の頭線の車内で、横に立っていた人の朝日新聞の記事をちょっと横目でのぞき込んだときに、目にとまった画がありました。
タイトルは「ハチミツとクローバー」略してハチクロというらしく、今週からフジテレビでアニメが放送されるのだとか。。。どうみても、明らかに少女漫画なのですが、ストーリーが面白そうなので、とりあえず録画予約してみました。面白かったら単行本でも読んでみることにします。
さてさて、少女漫画に描かれる恋愛ストーリーというのは、僕に言わせればその描写が非常に繊細で、あまりにも微妙なラインで登場人物の心理が交錯するので、追いきれなくなるときがあります。
例えば、突然ヒロインが泣き出してしまったりするコマに遭遇して、「え?なんでたった今まであんなに仲よさげに振る舞っていたのに、さよなら言って別れたとたんに悲しくなっちゃうの?」状態に陥り、あわてて前を読み返すことになります。
最後のデートをすてきな思い出として残すために、努めて明るくふるまったり、相手の幸せのために自分はあえて一歩引くとか、最初の頃は一人で「う~ん」とうなってました。
こういう場面に遭遇するたびに、女性の恋愛に対する考え方は深いんだなぁと、感心することしきりです。男性の場合は、もっと直接的で明示的なのだと思います。だから、態度で示したこと、言葉で表現した以上の気持ちがあるなんて気づく人はそうそういないのではないかと思います。。。
そもそも、考え方の基本が違うようです。だから、世の男性陣は度々おんなごころがわかってない!とお叱りを受けるのでしょう。
でも、男性はそれでいいのかなと思います。変に色々女性の気持ちがわかっちゃったり、考え始めちゃったりしたら、それはそれで駆け引きが複雑になって厄介な気がします。
知らなければ知らないなりに、うまくいくことも多いのではないでしょうか。