おことわり：今日の日記はいつになくマニアックな話なので，一般ピーポーには意味がわからなくて面白くないと思います．明日からまた元に戻ります．
-----
PSPを持っている人のなかでも，自作ソフトを動かして遊ぼうなんてことを思う人はどれほどいるのでしょうか．
こういう怪しいことに興味のない人には，全くどうでもいい問題ですが，PSPはファームウェアを最新版にアップデートすると，それまでできていた自作ソフトを起動するということができなくなるようにセキュリティ（？）が強化されます．
これって，SCEにとってのセキュリティであって，ユーザにとってのセキュリティじゃないですよね．別にウイルス対策とかじゃないんだから．．．まあ，確かにSCEにとってみれば自分のあずかり知らぬところで，勝手に自作ソフトウェアが流通しちゃえば，ロイヤリティ収入が減ってしまうわけで，そういう意味ではセキュリティ強化なのかもしれませんが．
でも，そんな高度なソフトを自作できるとも思わないし，もう少し長い目で見てくれてもいいんじゃないかとも思います．（ブラウザとかメーラとかなら簡単にできちゃうかもしれませんが．．．できたらそれはそれで便利だしいいのだけど．）
ていうか，なぜ無線でネットワークに接続できるのに，ネット系ソフトを公式に発売しないのでしょう．（実際のところ，あるソフトウェアに組み込まれているブラウザを巧みに利用すれば，PCとかと組み合わせてウェブを閲覧することそのものはできるわけだし．）
で，はじめの話に戻りますと，日本で発売された初期ロットのv1.0のシステムでは，何も考えずにMSに置いたアプリがメニューから起動できていたのが，v1.5でひそかにパッチが当てられ，実行できなくなりました．（僕は，アップデート大好き人間なので，見事に罠にハメられたわけですが．）
でも最近，MS差し替えという巧みな技を使ってv1.5でも自作ソフトが起動できるようになりました．それを知ったのか，すかさずv1.51，v1.52と，矢継ぎ早にアップデートファイルがリリースされてますね．
とりあえず，新作ソフトが起動しなくてもいいので，ファームのアップデートは当面しないようにしておこうかと思います．