灯台マニア

今回の八丈島旅行で,個人的にうれしかったのは,八丈島灯台を訪れることができたことだったりします.

なぜだか分かりませんが,僕は灯台みたいな非日常的な施設に惹かれてしまうのです.灯台はどこも形の整った白い建物なので,外見的にも見ていて楽しいのはもちろんですが,人里離れた寂しい場所で黙々と動き続ける機械の有様が好きなのです.だから,1人で島を旅行する時は,大概灯台巡りをします.

非日常的な施設といえば,飛行場であればグルグル回っているレーダとか無線標識とか,気象台であれば白いレーダードームとか,アメダスの計測器とかが代表的なものです.もっとマニアックなものもありますが...

道路にある赤青黄の信号機がダメで,無線標識がOKなのは,要するに日本全国に数えるぐらいしかない施設だということがポイントです.そこに行かないと見ることができない希少さ,オリジナルさが,自分にそこを訪れることを動機づけているように思います.

例えば,襟裳岬灯台には霧笛といって,霧が濃くて灯台の光が届かない時に音を発して灯台の位置を知らせる施設がありました.残念ながら2005年に廃止されてしまったそうですが,すごく非日常的な施設だと思いませんか?こういうことを知ると,僕はいつかこの霧笛の音を自分の耳で聞いてみたいと思ってしまうのです.

それに,この灯台は何でもかんでも無人化するいまどきに珍しく灯台守が3人常駐しているという有人の施設なのです.このノスタルジックさも,非常に自分の気持ちを駆り立てます.

というわけで,こんなことが好きなのは僕がかなりマニアックな素質を持っている(ていうかマニアックそのものである)ということを意味します.でも,好きなものは仕方ないので,素直に受け入れちゃいます.

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