楽器の練習法

久々に会社でviolinの練習をしました.おそらく2週間ぶりぐらいだと思います.

案の定,弦は全てユルユルになっていて,チューニングしてもすぐに狂ってしまい,安定するのに30分ぐらいかかりました.

久々に練習することには欠点と利点があります.

欠点は当然のことながら,以前できていた事ができなくなるということ.例えば指の回りがよくなくなるとか,思った音程を押さえることができなくなるとか,曲を忘れてしまうとか,まあ,よくあるやつです.

でも一方では,利点というのがあります.若干表現しづらいのですが,端的にいうと,変な慣れがなくなって新鮮な気持ちで音を出すことができるということです.数日間ずっとぶっ通しで同じ曲を練習し続けると,自分の動きとか,良くない弾き方とかに耳が慣れてしまい,訂正しようと思わなくなってしまうのです.

それが,久々に練習すると,良くない奏法は良くないものとして認識することができ,より正確に演奏するための練習ができるようになるのです.例えば,きちんと音程をとって音を響かせることとか,音をごまかさずに全ての音をきちんと演奏するとか,そういうレベルのものです.

だから,以前身につけた技術を忘れない程度に練習間隔をあけ,新鮮な気持ちで練習に励むというのがいいように思います.

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