コバンザメ方式

今日は馬好きな会社の上司の指導を仰ぎながら,競馬に興じてきました.

東京競馬場に朝9:30に集合して,第1レースから第12レースまで全てのレースを見,賭けてきました.そもそも,競馬場に入場するのに入場料200円がいるというのを初めって知ったぐらい,競馬は初心者だったのですが,大損することもなく,気持ち程度にプラスにすることは出来ました.

競馬をやったことのない人にとっては,「競馬=ギャンブル=金銭的な損得」という概念が先行すると思うのですが,実際競馬場に足を踏み入れると,別に馬券を買わなくても一日中過ごせそうな,居心地のよい空間であることがわかると思います.

確かに,競馬場へと移動する電車の中とか,馬券売り場とか,オッズのモニター前とか,いわゆるギャンブルに興じている人々が集まる空間は異様な雰囲気を醸し出していて,免疫のない人にはかなりインパクトのある空間だと思います.

でも,ひとたび馬場に出れば,そこは眺めのよい,緑色の芝が植えられた広大な敷地が広がっていて,天気のよい日にはピクニック気分で馬の走る様子を楽しめると思います.

馬券を買うだけが競馬ではないんだということを思ったわけです.

ちなみに,僕が今回馬券を買うときに守ったポリシーは,大きく儲けなくてもいいから,堅実にプラスにするということでした.そして,馬のことをほとんど知らない僕でも資金をプラスにできたのは,コバンザメ方式で馬を選んだからだと思っています.

馬券を買う人たちの大半は,僕よりもずっと長い年月競馬を楽しんできて,馬のことを研究してきた人たちです.ですから,自分の生半可な直感を使って馬券を買うよりは,世の先輩達の英知を結集して出来たオッズを見て買ってしまえば,その人たちの研究結果の分け前にありつけるはずだという発想です.

あまりにも堅実な方法なので,サプライズは少ないのですが,大きく損することはないでしょう.そして,負けたときは大半の人が同じ運命にちがいないと思えるのが救いです.

今回本当に不思議だなぁと思ったのは,やっぱり倍率の低い馬が上位に来ることが圧倒的に確率が高く,そうそう番狂わせが起きるということはないということです.人間の分析能力,予測能力はすごいものだなぁと,改めて感心してしまったのでした.

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