程度の違いはあれ,人には誰でも感情的(直感的)な自分と論理的な自分というのがいると思います.
僕は,普段ボーっと生活している時は間違いなく直感的に過ごしていて,何となくその時に湧き上がってくる内なる思いに流されながら判断をしている感じがします.
意外とそういう右脳的な生活をしていても,日常生活で不自由することは無いようなのです.
服を選ぶときのデザインとか色はまあ,感性を働かせるので当然右脳思考だとしても,他には,電車の何両目のどのドアから乗るとか,財布の中にあるどのお札から順番に使うかとか,BGMにどのCDをかけるとか,どこに夕食を食べに行くかとか,むしろ,あまり深く論理的に考えてもいつまでも結論が出なくて,単なるエネルギーの無駄使いになったりすることが多いのです.
結局,論理的に考えても結論が出ないことが,日常的に行っている何気ない判断の大半なのかもしれません.
だから,日常生活をするロボットを作ろうと思ったら,きっと右脳型思考がどれだけできるようになるかが,スタックせずに自然な日常生活を送れるようになるかのポイントになるように思います.
やっぱり,ガチガチのロジックで問題を解こうとしても,現実世界の問題では限界がくるんじゃないかと思います.(恋愛だってそうですよねぇ.)