今日は大学時代の同期と忘年会.
よくもまあ,こんな年末にせっぱ詰まってやったと思いますが...
話題と言えば近況報告メインで,仕事系の内容もありましたが,恐らく8割方は近い将来結婚する可能性がありそうな相手の話題だったように思います.
ちなみに,僕は現在全くといっていいほど結婚願望がないので,なんでみんな自然と誰か好きな女性と生活を共にしたいと思うようになるのかなぁと,ひたすら聞き手に回り,色々とその心境のほどを聞いて参考にしてみたという感じでしょうか.
年齢的なものもあると思いますが,僕の同期は最近結婚ラッシュで,ちょっとご無沙汰している人々は気づくとハッピーになっていてかなり驚きます.
僕はといえば,プライベートで色々遊ぶのが好きな人はいるけど,結婚するまでのイメージが現実的に感じる人はいなく,まだまだお子様の付き合いみたいな感じなんですよねぇ・・・.
友達に言わせれば,結婚するなんて突然思い立つものだそうだけれど,僕はそんなの信じられません.売れ残る危険はあるけれど,今はいろんな女性と話をしたり,遊びに行ったりできればそれで満足なんです.本当に・・・.
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このまま終わるのもちょっとキリが悪いので,話題を変えましょう.
今日は「生協の白石さん」という本を買って行き帰りの電車の中で読破してみました.
感想としては「学生時代の気分を思い出してノスタルジックになった」というのが一番だったように思います.
本当は,白石さんのウイットに富んだ回答に着目するのが一般的なのかもしれませんが,僕は学生側の質問の内容の方に注目が行きました.
レポート,単位,就職,恋愛,容姿,煩悩,その他アホアホな発想・・・,質問のテーマのどれもが今の自分にとっては新鮮で,かつての自分の周りの環境にはそういうのがあったなぁと,とても懐かしくなったというわけです.
僕の場合,確かにその当時は,これらのテーマが自分の人生のうち,考えるべきことの大半を占めていました.他に考えるべきことがなかったので,自然とこれらのことに考えが集中していったのでしょうか.
悩みも多かったけれど,また学生時代に戻ってみたいなぁと思ったというのも事実です.
いいですね,まだ学生を続けている方々.
日々悩むこともあると思いますが,それも,それだけ色々と考える余裕がある証拠.社会人になると,僕の場合余裕がなくなって(もしくはうまくスイッチが切り替わっちゃって),日常的に何かを深く考える,よけいなことを考えて変に思い悩む,ということがなくなったように感じます.
学生の時と社会人とで何が変わったのかと言えば,自分の日常生活にしめる第三者の拘束時間が長くなったことだと思います.
さらに,学生の時は大学生活とプライベートがほぼ一体化していたように思います.だから,大学でおきる様々なイベントが人生の大半を占めているように感じたのでしょう.
会社に入ってからといえば,勤務時間以外は完全にスイッチが切り替わってプライベートモードになるので,会社での悩みがプライベートにまで潜入してくることもありません.
ある意味,二重構造の人生を歩んでいるようなもので,日常的な悩みというものが生まれにくい仕組みになっているように思います.
プライベートでリフレッシュして,また会社での活動によい状態に持って行くってことは,いいことのはずなんですけどね.
なんとなく,今思えばどうでもいいことに日々鬱々としてた学生時代というのがいいもののように感じてしまうのです.
隣の芝は青いのかな.