第九の演奏会,緊張していない割に,いつも弾けてるところが弾けなかったりしてかなり焦りましたが,全体としてはとても盛況のうちに終了することができました.
いつものように,皆さんとまたどこかでお会いしましょうという,挨拶をしつつレセプションをしてきました.
社外のオーケストラに参加するのはこれで2つめですが,音楽というきっかけを通じて,今まで全く知らなかったような人々との交流の機会ができるというのは,とても貴重なことだなと思います.
そして,これは僕の悪いクセですが,色々なオケを演奏会単位で渡り歩く,浅く広いおつきあいというのが気が楽でいいです.ちゃんとした団員になって運営にも本格的に参加しなきゃ,本当の楽しみは味わえないのかもしれませんけれど...でも,本業は自分の会社のオケで,ということで,頑張りたいと思います.
ちなみに,今日はサントリーホールで演奏してきたはずなのですが,演奏者の立場では,かの有名なホールで演奏したという実感がありませんでした.
楽屋口から入り,袖から舞台に出てしまうと,見える風景は,地元の市民会館,トリフォニーホール,どこでも基本的には一緒で,まぶしいライトと広い客席が見えるだけです.
立った舞台で自分の最善の演奏をする,そのことだけを考えていると,どんな舞台に立っているのかという問題は,あまり関係なくなるのかもしれませんね.(もったいない話ですが.)
次は2週間後,軽井沢で本番です.ほとんど間がなくて大変ですが,運命,頑張りたいと思います.