室内楽の魅力

今朝は早起きして,同じオフィスのチェリストと2人でベートーヴェンの協奏曲を演奏してみました.

おかげで午後からはかなり睡魔に襲われる羽目になったのですが,一人で演奏するのとはまた違った楽しみがありました.

複数人でやるといっても,オケともまたちょっと違った感じなのです.オーケストラだと特に弦楽器の場合,誰が出した音なのかと言うことが意識されないのに対して,室内楽ぐらいの小編成になると,「その人と自分」という関係が見えてきて,演奏中に必然的にあうんの意思疎通が生まれるのです.

だから,自分がメロディーに変化を与えて演奏すると,それに呼応して相手のメロディーも変化し,その絶妙な掛け合いが面白いのです.

独奏,室内楽,オーケストラ,それぞれに三者三様の魅力があってどれがいいとは言えないので,これからも機会があればバランスよくやっていきたいなと思います.

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