アナロジー

休みに入ってから,基本的に夕食は自分でつくって食べてます.だから,冷蔵庫のなかも今は久々に食材でかなり満杯状態になってます.

スーパーに行くと必ず最初の野菜コーナーでどうやって食べるか見当もつかないまま適当に野菜コレクションを作ってしまい,魚介コーナーでは美味しそうな貝類に目を奪われ,肉コーナーではオージーは食べる気しないし和牛は高いから,という理由で豚ロースを購入してしまい...というのが大体いつものコースになってます.

今日は何となく魚が食べたくなって,真鯛を買ってきて,カルパッチョにしようかと思いつつ,昆布じめを作ってしまいました.そぎ切りにして塩をして,酢を通した昆布に挟んで冷蔵.とまあ,非常に簡単な物です.

あとは,大根とタコの煮付けと味噌汁.それで止めればよかったのですが,肉が余っていたので豚肉とニラ,タマネギ,もやしのコチュジャン炒めを作ってしまいました.

18時にご飯炊きから始めて,諸々やってたら2時間ぐらいずっと台所に立ちっぱなしでした...我ながらすごい集中力.

料理が楽しいと思えるのは,これが義務になっていなくて自分の好きでやっているからに他ならないと思いますが,それだけではないような気もします.

料理をすることは,機械とか物作りをする楽しさに通じるところがあるように思うからです.食材の重さや分量を量ったり,切ったりすることは,機械を設計して材料を加工するのと同じだし,調理するのは組み立て作業のような物です.

機械がちゃんと機能するか確かめるのがワクワクするように,試食してみて思い通りの味になったときの喜びはいいものです.

だから,物作りが好きなメカ屋さんとかは,意外と料理の資質があったりするんじゃないかと思います.工具にこだわりだすように,料理道具も自分の使い慣れた物を揃えたくなるのも,まさに同じ心境.

こんなアナロジーがあったとはね...

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