街の風景

インドネシアの街には(野良)犬が多い。

最近は狂犬病がタイムリーなのであまり近づかないようにしているけど、車道を偵察するように行ったり来たり、歩道のど真ん中でグーグー寝ていたり、大事そうに骨をかじっていたりする姿はなんとものどかだ。

人間も普通に歩道に人だかりをつくってチェスに興じたりしているぐらいだから道を占拠することはどうってことないらしい。

歩行者が避けるのが普通なんだ。

一日どれだけの客がつかまるか分からないような、道端でおしゃべりをしながら客を待つ無数のタクシードライバー、物を買っているところをまだ目撃したことのないホテル入り口の土産もの屋さん。

明らかに需要と供給のバランスが狂ってるんだけど、人の営みとして成立しているのが不思議。

何もかもが適当で自然体。

金銭的に豊かとは言えないんだけど、豊かそうなんだ。

一年中温暖で、自然の恵みが豊かだと、何とかなっちゃうんだろうなぁ。

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