またしても会社オケネットワークで招待状をもらったので,夜から東フィルの定期演奏会に行ってきました.
曲目は,
R. シュトラウス 交響詩「死と変容」
マーラー 交響曲第5番
の2曲プロ.
ちょくちょくチケットがまわってくるのは,会社が東フィルの公式スポンサーになっているからなのですが,そんな理由から,いつも席はVIP扱いのS席を取ってくれます.
今日もサントリーホールの2階席前から2列目の真ん中の席でした.あまりにもど真ん中なので,前の人の頭で指揮者が見えなくなってしまうのが困りものでしたが...
ちなみに,最前列にいた人達はどこかで見た顔だなぁと思っていたのですが,以前会社オケで演奏に行った軽井沢の町長さん御一行でした.
(ホール入り口でむっちゃんらしき人を見かけたのだが,気のせいかな.)
さてさて前置きが長くなりましたが,演奏の方はといいますと,今回の演奏会で僕のマーラー嫌いが完全に払拭されました.
まあ,単に食わず嫌いだったのですが,マーラーというと,長い,重い,難解というイメージが先行して,あまり家ではCDとかを聞いたりする機会がなかったのです.オケでも,あえて演奏したいとは思っていませんでした.
でも,実際聞いてみた印象は,古典派,ロマン派に慣れきった頭にはとても新鮮で,型にはまらない摩訶不思議な展開が痛快でした.
まあ,いざ自分が弾くことになったら相当苦労しそうなことには変わりありませんが...とても楽しめました.
演奏直後の拍手と共にブラボーと言ったら,風邪のせいで声がひっくり返っちゃったのが,自分で自分に興ざめでした.