初心忘るべからず

僕が自分自身のことで恐れること,それは,自分が知らず知らずのうちにおごり高ぶった人間になってしまうということです.

役割や立場が変化することによって,視点が変わり,人の気持ちがくみ取れなくなってしまうということ.

それまでは自分も感じていた思いであるはずなのに,状況が変化すると,すっかり過去のことは忘れてしまい,安易な現在の状況に甘んじてしまうこと.

かつて自分が感じていたことと同じ思いを感じている人がいるにも関わらず,その人の視点に立って,その人の気持ちを顧みることができなくなること.

そうして,結局自分は自分の利益しか考えられない自己中心的な人間なのだということに気付き,自己嫌悪に陥ること.

子供の頃から何度となく繰り返していることなのに,自分自身の気持ちにちょっと慣れがでて,考えることを緩めると,すぐに調子に乗ってしまう僕の悪い癖は,未だに全く改善されていません.

慣れとは恐ろしいものです.周囲への配慮がおろそかになり,結果的に横柄な態度と感じてしまうような振る舞いを誘発してしまう可能性を持っています.

精神的に痛い目にあったり,凹まされたりするのは好きではありません.

でも,変な自我やプライドをつけてしまわないように,自分の過ちを他人から適切に指摘してもらって,謙虚な気持ちを保ち続けることが必要だと思います.

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