ヴァイオリンの練習・その3

だいぶ間があきましたけど,今日はエチュードの話.

いつもの練習メニューだと,準備運動とスケール,ポジション練習やるだけで1時間は過ぎてしまうので,こういう単純な練習をずっとやっていると,エチュードの華やかさがオアシスのように感じられます.

エチュードは一般の曲に行く一歩手前の総合練習のような感じと言えばいいでしょうか.

大概の場合,初めから最後まで同じパターンの音符がずっと並んでいる一方で,様々なヴァリエーションでフレーズが展開していって,調が変わるたびに左手が押さえづらくなったり,微妙なポジション移動があったり,ボーイングが複雑になったりと,最初から最後まで色々といやらしい微妙な変化が続いてきます.

その微妙な変化というやつを,いい加減に通り過ぎず,むしろいやらしいところをピックアップして集中的に練習すると,エチュードもなかなか美しい音楽になります.

エチュードは曲ごとに極めるべきテーマが1つずつあるようなものなので,普通の曲ほど複雑ではありません.だから,一旦コツをつかんで練習すれば仕上げることは比較的容易なので,RPGのように経験値を上げ,レベルアップし,次々と進んでいける感が楽しいのです.

なんだかんだでエチュードも長い曲になると普通に1時間は消費するので,エチュード終わるまでで2時間の練習になります.

で,3時間目が課題曲やオケの曲.これで2時間使った日には,他にはもうほとんど時間がないのがおわかりでしょう.

例えば,日曜日.

10時ぐらいに起きて,洗濯機かけて,朝食食べて,洗濯物干して,テレビ見て,お昼作って食べて,13時頃.そこから4時間練習で17時.洗濯物取り込んで,夕食の材料買いに行って,作ったら20時.食べて,片付けて21時.

家にいると,楽器の練習ができるのはいいのですが,逆にこれしかやっていないような気がします.

1日って短いですねぇ.

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*