改札・検札

ヨーロッパの国々の鉄道には改札口がないことは周知の事実ですが、スイスには乗車の際の打刻すらありません。

一応、打刻機は駅のホームに置いてあるのですが、この打刻機に通る切符を買えたことがありません。

ということは、運良く車内で検札に遭遇しなかったときには、使おうと思えば、その切符がもう一度利用できるということを意味します。

駅の切符売り場とかで切符を買っていると、「どこどこ行きの切符いりませんか?」と言って自分の切符を売りつけてくる人をたまに見かけますが、大概、この手の切符を払い戻ししようとしているということです。

長距離切符になると、有効期限が1ヶ月間もあるので、次の週の同じ曜日に乗ったりすることも可能ではないかと思います。

しかし、長距離になればなるほど、検札に遭遇する確率が高くなるわけで、そんな世の中甘くはありません。

ちなみに、最近は携帯のSMSでオンライン切符を買えるようになったそうで、研究室の一人は、これさえあれば、検札が来たときに車内から急いで買ったりできるかもしれないね。なんて言っていました。

そういえば、僕の幼い頃の記憶では、日本の鉄道でもかつては車内で検札していたような気がします。今は自動改札で厳密に管理されているので、必要なくなったのでしょうけれど。

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