ヴァイオリン弾く人なら知っている名前だと思います。
日本でヴァイオリンコンチェルトを買おうと思って、CDショップに足繁く通うようになって自然と手にするようになった奏者がVengerovでした。
なので、ヨーロッパでは是非一回は演奏を聴いてみたいなぁと思っていたのですが、なんと、もうヴァイオリン弾いてないんですね。
肩の故障でヴァイオリン演奏から実質上引退(無期限休止)してしまったそうです。もう2年ぐらい前のことです。
いろいろウェブを調べても全然リサイタル情報が無いので一体どうなっているのかと思っていたのですが、今は指揮者としての道を模索しているようです。
なんか気の毒ですね。ヴァイオリンは無理な姿勢で演奏をする楽器だからでしょうか、体を壊して引退してしまう人が多くいますし、長生きする奏者も少ない方だと思います。
一方で、体力が要る楽器というわけでもないので、結構な年齢になっても普通に演奏が出来るという意味ではいい楽器なのですが。
Heifetz、Milstein、Oistrakhなどが僕の好きないわゆる巨匠と呼ばれるヴァイオリニスト達なのですが、結構な年齢になっても演奏してました。
Vengerovはまだ30代だと思います。あんなすごい演奏をしていたのに、残念です。
Maxim Vengerov says he is putting down the violin, his ‘mother tongue’