演奏会の予定とか

演奏会とはいっても、弾く方ではなく、聴く方なのですが。

冬~春はヨーロッパツアーのシーズンのようで、色々なオケや演奏家が来るので、いくつかチケットを購入してみました。せっかくヨーロッパの真ん中にいるんだし。

しかし、若い人は特にですが、ここスイス(ていうかドイツやオーストリア以外ほとんど?)では、クラシック音楽の知名度が予想以上に低いです。ウィーンフィルのホームページがドイツ語、英語、日本語で、ムターのホームページが英語、中国語、日本語、ドイツ語で用意されているのに象徴されていますが、ヨーロッパでのクラシック音楽って、日本でいう能とか歌舞伎とかそういった感覚なんでしょう(あくまで予想ですが)。

今回選んだ演奏会は、チケットが取りやすいかは別として、日本にいればいずれ必ず聴けるであろう演奏ばかりです。メジャーなクラシック演奏家がツアーで日本を外すわけがないので。

Sat. 13. February 2010 19:00-
Berliner Philharmoniker
Sir Simon Rattle Conductor
Mitsuko Uchida Piano
Philharmonie

György Kurtág
Grabstein für Stephan
Jean Sibelius
Symphony No. 4
Ludwig van Beethoven
Piano Concerto No. 5 in E flat major »Emperor«

第1弾は、ベルリンフィルです。実は私、ベルリンフィルの演奏会は初めてです。このために、ツアーを迎え撃つのではなく、わざわざベルリンまで遠征します。金曜日の夜にBaselからCityNightLineに乗り電車内で一泊し、日曜日にInterCityExpressでBaselまで帰ってきます。Lausanne-Berlinは10時間ぐらいかかる長旅です。

ちなみに、ピアノコンチェルトを弾く内田光子さんて有名な方なんですね。僕は知りませんでした。ピアノ曲にも詳しくないのですが、さすがに皇帝は知っています。

私は楽器の音を鳴らすことにばかり興味があって、クラシックのうんちくには疎いのです。一連の演奏会、きっと猫に小判です。

Thu. 18. February 2010 19:30-
Wiener Philharmoniker
Lorin Maazel Conductor
Musiksaal Stadtcasino Basel

Ludwig van Beethoven
Sinfonie Nr. 6 F-Dur, op. 68 («Pastorale»)
Claude Debussy
«La Mer», Drei sinfonische Skizzen
Maurice Ravel
«Daphnis et Chloé», 2. Suite

第2弾は、ウィーンフィルです。ウィーンフィルの定期は直前のキャンセル待ち以外チケットが取れないので、基本はツアーを追っかけることになります。幸いにも近場のBaselで演奏会があるようなので、学校帰りに聴きに行くことができそうです。

田園、海、そしてダフクロ。曲がメジャーなのでよかったですが、チケット185CHFはベルリンフィルの78EURに比べてかなり高いなぁ(ツアーだから?どちらも同じ、いわゆるS席)と思いました。

Sat. 15. May 2010 19:30-
Pittsburgh Symphony Orchestra
Manfred Honeck Conductor
Anne-Sophie Mutter Violin
Musiksaal Stadtcasino Basel

Johannes Brahms
Violinkonzert D-Dur, op. 77
Antonín Dvořák
Sinfonie Nr. 8 G-Dur, op. 88

第3弾は、ムターです。これまた演奏会で聴くのは初めてです。ヴァイオリニストの端くれとして、是非聴いておきたいと思ったので奮発しました。曲目もメジャーです。ブラームスのヴァイオリンコンチェルトと、ドボ8です。

日本みたいにクラシックの雑誌が見つからない(見てもどうせわからない)ので、演奏会探すのに結構苦労しました。あと有名どころでは、ヒラリー・ハーンとランランが台風のようにヨーロッパ大陸を通過していくのですが、日程が合わないのであきらめました。

カテゴリー: 旅行, 音楽 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*