日本語を教えるの巻

母国語として使っているとあまり気にとめないものですが、人に教えるとなると、結構色々と興味深く見えてきます。

今留学している研究室の近くに韓国人のポスドクがいて、日本語を教えて欲しいというので、僕自身も韓国語に興味があったし、コーヒーブレイクにお互いに教え合うことにしました。

まだ初日で、何から初めていいものやらわからなかったので、とりあえずは、文字の種類と簡単な会話表現とかの紹介などをやりました。

韓国語で今回知った興味深いことは、ハングル文字はひらがなをひとかたまりにしたような文字だということです。ハングルが表音文字であることは知っていたのですが、その組み合わせがどのように機能しているのかを具体的に知ったのは初めてでした。母音が10種類ぐらいあって、子音が 14種類ぐらいあるので、その組み合わせが膨大なんだということぐらいしかわかっていませんが。ちなみに、ひとつの文字には最大4つぐらいの表音記号を組み合わせることができます。

組み合わせないと、日本語で言うひらがなで全部書き下すことになり、スペースが足りなくなるでしょうから、これはなかなかうまいやり方だなと思いました。

あとは、語順が日本語とそっくりでした。語彙と音さえ何とか理解できれば、文章を構成するのは結構楽かもしれません??

で、日本語に関しては、とりあえずひらがなとカタカナを知らないことには不便だろうということで、小学校1年生相当の日本語を紹介しました。

いろんな言語を知るのはなかなか楽しいことです。フランス語もままならないのに韓国語ですか、という気もしますが、まあ、機会があるなら有効活用しない手はありません。

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