ヨーロッパは今、サマータイムに切り替わりましたが、そもそも日照時間も長くなってきているので、夜遅くまでかなり明るいです。日本だと夏至の頃に20時近くまで明るくなるような気がしますが、こちらは今でも既に21時近くまで明るいです。というわけで、夏に向かってさらに日が長くなるでしょうから、相当夜遅くまで明るくなるんでしょうね。
そもそも、サマータイムは明るい時間を最大限仕事やレクリエーションに活用しようという動機の下に実施されているシステムです。しかし自分は、本来あるべき姿なのか、サマータイムが始まってから帰宅時間が急に遅くなってしまいました。一方で、これはあるべき姿ではないと思いますが、朝明るくなる時間が遅めなので、寝坊がちになっています。
まあ、要するに、体感時間がサマータイムにシフトしていないってことですね。日本にいるときは、朝はとても早くから明るいという印象があるので、朝明るい方が何となくすがすがしいのになと思います。
ちなみに、サマータイムが切り替わる時期には、健康被害を生じたり、自殺率が増加するという報告(CNNのページ)があります。人間の体に与える負担もさぞかし大きいのでしょう。自分の感覚としても、何となくわかる気がします。日本睡眠学会というところがサマータイム導入に反対する声明文(pdf)を出していますが、なかなか説得力があります。