ユーロ崩壊、サーバー崩壊

本日、一時ユーロが110円台になりました。日本では夜中だったと思いますが、こちらはちょうど夕方~夜の時間でした。今日はデスクトップのウィジェットに表示された為替がかなり変動していたので、FXのページを横目で眺めていたのですが、底が抜けたようにユーロの値が下がると、とたんにページの表示が止まり、リロードしても反応がなくなってしまいました。

こんな荒れた雰囲気の時にユーロが買えていたら、結構為替差益が出そうなものですが、末端のユーザはこういうクリティカルな状況下での取引の機会はあまり与えられないようです。

しかし、昨日まで120円台だったのに、一気に下がりましたね。少し安定したように見える今でも113円台です。113円って、イメージ的にはドルの為替水準なのですが。。。いやー、久々にびっくりしました。リーマンショックのあった年末以来かも。

ちなみに、今回の動きは、アメリカの銀行の取引ミスも荷担してアメリカ株式市場の暴落を招き、それにつられて為替相場も円が急上昇するという展開になったようです。グラフを見る限り、人間がマニュアルで取引を実行するだけでは、いくら不安の連鎖とはいえ、これほど急激な変動は引き起こせないでしょう。ロスカットを連発した自動取引プログラムの仕業でしょうが、設計者の想定を超えた機械の挙動というのは、なかなか興味深いものがあります。一方で、今回の値動きは、潜在的な投資家の信用不安を象徴している出来事とも言えそうです。

さて、日本からの生活資金の送金は今やっておいた方が少しは得するかな。皆さんは、この急激な変動をモノにできたでしょうか。

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