ユーロ崩壊中

またしてもユーロが軟調です。私の古い頭では一昔のドル並みのレート、108円台です。ユーロが160円台になっていたとき、ヴァイオリンの弦とかヨーロッパからの輸入品は軒並み値上げされていましたが、今は円高還元セールでもやっているでしょうか。為替トレード的には、崩壊中のユーロは買い時と見ることもできるかもしれませんが、私の感覚では、むしろ今までの高値が異常だったと考えるのが妥当ではないかと思います。

今まで、ヨーロッパを旅行すると食費が異様に高いことが不思議でした。今のレートなら、日本で食事するのとあまり変わらない感覚に近づいてきました。よく、マックの値段で比較する例がありますが、これはなかなか妥当だと思います。

一方で、私にとっては切実なスイスフラン。日本円から見て、今まではユーロとスイスフランは連動していたのですが、6月あたりから、スイスフランはユーロとは連動しなくなりました。ユーロのレートの動きを見ればスイスフランの動きも予想できたのですが、今はユーロとスイスフランの動きは逆行しています。せっかくユーロ安になっているのに、スイスで生活する私にはあまり恩恵がないというわけです。

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