日本への帰国のためにスイスを発つのは9月3日の予定です。ということで、出発までまだ1ヶ月以上はあるのですが、さすがに何もしないのは恐ろしいので、少しずつ帰国準備を始めています。
いままでにやった主な帰国手続き関係。
・賃貸の解約通知→不動産屋
・電気の解約通知→Lausanneの電気会社
・携帯、DSLの解約通知→Swisscom
・郵便の転送依頼→SwissPost
・引越の見積もり→日通
本当は早すぎるような気もしていましたが、電気の解約通知は1ヶ月半前までにしてくださいと書類に書いてあって、結局ギリギリになってしまいました。そんな感じですが、今のところ、まあまあ順調。
ちなみに、通知関係は全て書面を作成して、郵便で送っています。電話とかemailだと、何となく、きちんと伝わっているか不安なので。日本にいたら書類を作ることなんかしないと思いますが、今までの雰囲気から、こちらの文化では何事も自分のサイン入り書類で伝えるのが、一番確実な気がします。
そして、これまでのところ一番面倒だったのは、賃貸の解約通知関係でしょうか。解約通知は書面で提出したのですが、通知が遅れてしまったことにより、契約日は9月末までになっています。一方で、帰国日は9月3日の予定なので、家賃は9月分を全額払い、部屋は9月1日に退去することにしました。
しかし、不動産屋さんから来ているのは9月末で解約することを了承した旨の通知のみで、いつ鍵が返却できるかが不明だったのです。というわけで、不動産屋さんにメールで問い合わせ連絡するものの、1週間経っても返事がなく、こりゃいよいよ大変だなあと思い、再度メールで連絡しました。
ちなみに、私がメールにこだわっているのは、自分にとってフランス語の電話が難しいからです。日本だったら電話をかけて聞いてしまうのですが、今までの経験から、こっちから質問をしても、知らない単語で返答された瞬間に会話が破綻することが、だいたいのパターンとして容易に予想されるのです。
今度のメールにも返事がなかったら、大学のスイス人に頼んで電話してもらおうと思っていました。そしたら、今日やっと返事がありました。退去日が決まらないと、電気の解約日も決まらなくなってしまうので、なるべく早く返事が欲しかったのです。というわけで、またまた一安心。単に私がせっかちな性格なだけかもしれませんが、いつもスイスでの手続き関係は、自分の予想よりワンテンポ遅れて進んでいきます。スイスのペースに慣れようと思っていましたが、結局、帰国まで自分の性格は変わらなさそうです。
後やらなければいけないのは、引越の荷物整理と部屋の掃除、銀行の解約方法チェックぐらいではないかと思います。本当は銀行口座は解約したくないのですが、最近はスイスの大手銀行に脱税目的の資金を預けることが問題化していることもあり、スイス国内に居住しないと口座が維持できないルールになっています。というわけで、口座は残りの支払い用に帰国後も半年ぐらい残した後、日本へ残高を国際送金してもらい、解約するつもりにしています。