論文誌論文2本目投稿

やっと2本目の論文誌論文が書き上がった.12ページの紙面を埋め,校正するのに,実質4ヶ月ぐらいかかっただろうか.

論文書きの作業をしていると,研究者でありながらも,作家になったような気分にもなるし,編集者になったような気分にもなる.普通の技術者だったらあまり経験しないことだと思うので,これはこれで面白い.いずれにしても,研究者ならば文章書きが好きな方が好都合だと思う.

論文書きは,文章のパーツとなる素材を集めて,文章の構成を考えて,結果が読み手に魅力的に映るような文章を考えて...という作業の繰り返しなので,地道に結果を積み上げていくタイプの人の方が向いていると思う.

長い時間をかけて1つの目的に少しずつ時間を使い続けるという意味では,楽器の練習をする音楽家や,何年もかけて1つの楽器を完成させる楽器職人にも通じるところがあるかもしれない.

もう少し自分の年齢が若いときは,何かやっていても,新しいことにどんどん興味が移っていってしまい,1つのことにじっくり取り組む根気が持続できないことがあって,そんな自分が嫌いだったけれど,年齢を重ねると,それなりに自然と変化していくものらしい.

今回の論文誌はレビューに時間がかかりそうなので,最終的な結果が出るのは秋〜冬になりそうな見通し.

そろそろ,次の進路も考えなきゃね.

カテゴリー: 研究 パーマリンク

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